と言っても、ユーザーさんの創作ではありません。
知ってる方もいらっしゃると思いますが、しみじみと納得させられました。
読んでいて両親を思い、ちょっと怖くなりましたね。

親に対してはさんざん反抗して今更素直になるのも照れくさくて・・・言葉ではいつもぶっきらぼうになってしまいます。
せめて行動で・・・とは思いつつそれもなかなか出来なかったりします。

みなさんはどうですか?


最後だとわかっていたなら
作・ノーマ コーネット マレック / 訳・佐川 睦

あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは もっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしは あなたを抱きしめて キスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて 抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら
わたしは その一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう

あなたは言わなくても わかってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたなら
一言だけでもいい・・・「あなたを愛してる」と
わたしは 伝えただろう

たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日
どんなにあなたを愛しているか 伝えたい

そして わたしたちは 忘れないようにしたい

若い人にも 年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後になるかもしれないことを

明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから

微笑みや 抱擁や キスをするための
ほんのちょっとの時間を どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうして してあげられなかったのかと

だから 今日
あなたの大切な人たちを しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでも いつまでも大切な存在だということを
そっと伝えよう

「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や「気にしないで」を
伝える時を持とう
そうすれば もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから

ぬくぬくとした陽だまり

ふわふわとしたお布団

くるんとまるまった昼寝猫

そんなものに憧れても日常は来るもので

陽が沈み陽が昇り

冷たい息を吐きながら車に乗り込む

暖かいモノたちに囲まれて

そんな毎日を過ごせたら

いつかそんな毎日を過ごせたら

今は温かいコーヒーを飲みながらちょっとだけ夢見てみる

思い出

2006年1月30日 ポエム
過去は美化されるもの。

時間が経つほどに美しくなる。

その足跡を辿れば気付くこと。

決してゆるやかなだけでは無かったことに。

それを思い出したとき過去は現在となり。

暗く哀しい記憶に変わる。

それでも今が幸せだから。

自らの意思で蓋を閉めよう。

短く長いその思い出は。

いつか箱の中で消えていくから。

常時接続

2006年1月24日 ポエム
時に強く時に弱く

2人の間には波がある

乱れるときもあるけれど

途切れることはないよね

一昨日、少し乱れたけど

昨日、君が暖かな

とても心地よい電波をくれた

いつでもつながっている

そう思えることがとても嬉しい
「強くならなきゃ」

君が言った最後のことば

私に残した最後のことば

君を無くして強くなる

なんて難しいことを

さらっと言ってしまうんだね

あれから5年

君はもう忘れているだろう

私には、深く深く刻まれているのに

言葉は言霊

力があることを君は知らなかった

傷は癒えたけど

言葉は消えない

強くなんてなれなかったよ

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索